過払い金がいくらあるか知りたい!過払い金の計算方法

過払い金がいくらあるか知りたい!過払い金の計算方法

あなたの過払い金は一体いくらあるでしょうか?

払い金の計算は、自分でやることもできますし、司法書士や弁護士などの専門家に依頼することもできます。 過払い金がいくらあるか気になる人のために、過払い金の計算方法をご紹介します。

過払い金の計算には取引履歴が必要

過払い金を計算するには、自分がどのくらいお金を借りて、どのくらい返済しているのか知る必要があります。 そのための資料となるのが取引履歴です。取引履歴には、賃金業者とあなたとの間での取引がすべて記載されています。

取引履歴を取り寄せるには、賃金業者に取引履歴の開示を請求します。 請求方法は、電話やメールで行うこともできますし、いくつかの業者はホームページから申し込めるようになっています。取引履歴の取得は、早くて1週間、遅くて1ヶ月かかる場合もあります。

以前は、取引履歴の開示請求に応じなかった賃金業者もたくさんありましたが、平成17年に最高裁判所が賃金業者は取引履歴を開示する義務があると判決を下したことから、現在ではほとんどの業者が取引履歴を開示してくれます。

取引履歴の開示を求めることは、司法書士や弁護士などの専門家に依頼することもできますし、自分でもおこなうこともできます。 専門家に依頼すれば費用はかかりますが、面倒な手続きはすべておこなってくれます。お金はないけど時間があるという方は、自分でやってみてもいいかもしれません。

取引履歴をもとに引き直し計算する

取引履歴を入手したら、過払い金がいくら発生しているのか知るために、引き直し計算をおこないます。 引き直し計算とは、不当に高い利率で取られていた利息を正当な利率に戻して計算することです。

賃金業者の利息は、利息制限法と出資法という法律によって規定されていました。 利息制限法の上限は、元本が10万円未満の場合は年利20%、元本が10万円以上100万円未満の場合は年利18%、元本が100万円以上の場合は年利15%と決められています。 しかし、出資法の上限は、2010年に法改正がおこなわれる前まで29.2%となっていました。つまり、二つの法律の上限に差があったのです。

賃金業者がおこなっていたのは、利息制限法の上限である20%を超えて利率を設定するということでした。 利息制限法の上限20%を超えていても、出資法の上限29.2%を超えていなければ、刑事罰に問われませんでした。そのため、利息制限法の上限と出資法の上限の間の金利を「グレーゾーン金利」と呼ばれていました。 賃金業者は、グレーゾーン金利を利用して高い金利を取っていたのです。過払い金請求とは、不当にとられた金利を取り戻す権利のことです。

たとえば、50万円を1年間借りていたとします。通常は、年利18%ですので、9万円の利息が取られたことになります。 しかし、出資法を適用して金利を25%に設定していたとすると、12.5万円の利息を取られていたことになります。 この場合、過払い金は3.5万円となり、過払い金請求は3.5万円を取り戻すためにおこないます。

過払い金の引き直し計算ソフト

引き直し計算は、グレーゾーン金利で支払っていた利息を法律で定められている金利で計算し直す作業のことです。 自分でおこなうと、とても面倒な計算になります。グレーゾーン金利が適用されていた場合、これまでのすべての取引を計算することになるからです。

インターネット上には、便利な引き直し計算ソフトがたくさんあります。 引き直し計算をするには、以下のソフトを使用することをおすすめします。どちらも使用方法が掲載されていますので、よく読んでから使用するようにしましょう。

◇無料で使える過払い金の引き直し計算ソフト紹介◇

名古屋消費者信用問題研究会 1行ごとに取引日と借入・返済額を入力していけば、自動的に利息が計算されます。 アドリテム司法書士法人 データ入力シートに取引日、借入・返済額を入力します。自動的に利息を計算され、計算書シートに表示されます。

ソフトの使い方がよくわらかない方、そもそもパソコンに慣れていない方、もしくはソフトを使うのが面倒な人は、司法書士や弁護士などの専門家に依頼することも検討しましょう。 専門家に依頼すれば、引き直し計算やそのあとの過払い金請求の手続きもすべておこなってくれます。

引き直し計算するときの注意点

引き直し計算をおこなう場合は、よく注意して慎重におこないましょう。 数字が同じになるまで、何度も繰り返し計算することをおすすめします。なぜなら、計算を間違えると、過払い金額が少なくなる可能性があるからです。 特に、取引の多い方は計算も多くなるということですので慎重におこないましょう。

クレジットカードを利用している場合、ショッピング利用では過払い金は発生しないのでキャッシング分のみ計算するようにしましょう。 ショッピング枠は借金ではなく、立替金なので過払い金は発生しないのです。

一度完済した貸金業者に再度借入れをしている場合は注意しましょう。 別々(分断)の取引と考えるよりも、継続(一連)の取引とした方が過払い金の金額が多くなる傾向にあり、賃金業者との争点となるケースがあります。 過払い金には10年という時効があり、引っかかる場合は特に注意が必要です。 最終取引日(完済)から10年以上経過している場合は、過払い金を請求することはできません。

正確な過払い金の金額が知りたいなら専門家に依頼

自分で過払い金を計算することもできますが、時間と手間がかかり、正確な数字が出ているかどうか心配です。

また、時効が迫っている場合や仕事が忙しくて時間がとれない場合など自分でやるのが面倒くさい方は、司法書士や弁護士などの専門家に依頼したほうが正確な過払い金の金額を計算できます。 現在は、無料で過払い金の調査をしてくれる事務所もあるので相談してみましょう。

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